高田RIONの日本一周、原チャリ一人旅

2006年、日本一周の一人旅記録

【北海道】編

遂に北海道の大地が見えてきた、、、。

 

なんだか感傷に浸ってしまった。

 

クソ遅い原付でよくココまで来れたなと、、、。

 

 

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函館に着いて、しばらくソワソワした気持ちがずっと抜けなかった。

 

北海道の全体マップを見て、気付く

 

北海道デカすぎ

 

 

【いったいどういうルートで北海道を回ればいいんだ??】

 

こりゃ〜相当な距離を走ることになるぞ、、、

 

 

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ふと函館駅前にバイクを止め

 

なにげなくバイクのタイヤをチラッと見た。

 

 

 

 

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後輪がもうツルツル状態

 

 

おい、待てよ

 

 

もし、北海道の誰もいない山道でパンクでもして

タイヤが死んだとする。

 

森の中をバイク押して歩く

 

 

熊に喰われる

 

 

無理無理、やばいやばい

 

 

ってことで、北海道に来て一発目にやった事は

 

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バイクのタイヤ交換。

 

なんと、俺のバイクに合うタイヤは

店に在庫が残り1つだけだった!!

 

ラッキーだった。

本当に良かった。

 

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まずは!ラーメンだ!

 

行列が出来てるラーメン屋に入る。

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塩ラーメン専門店だった。

 

 

 

味噌じゃねぇのかよ

 

というツッコミを自分に入れながら

 

美味しくいただく。

 

 

函館と言えば

夜景でお馴染みの函館山

 

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ケーブルカーは超満員

 

そこにバカでかいリュックとギターを背負ったまま

むさ苦しい男が無理矢理に乗り込んでいくわけだ。

 

 

みんな、僕に殺意を覚えただろう

 

 

 

頂上に着いてすぐに思った。

 

 

わ〜、、、夕暮れもキレイ♡

 

でも超さむい♡

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山に沈んでいく夕日をジッと見つめていた。

 

 

 

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本当に綺麗だ。

 

 

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そして夜になり、いよいよ夜景の瞬間がやってきた!!

 

 

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超ブレてる

 

 

 

そう、寒さに耐えられず

俺はブルブル震えながら2時間もこの場所にいたもんだ。

 

そして

 

想像してほしい

 

周りはカップルだらけで

そこいらでキスや

ハグが繰り返されている

 

 

そんな場所に小汚いイエローのレインパーカーを着た

ひげ面の男がポツンと混じってるわけだ。

 

 

地獄だ

 

 

 

夜景を見て、ソッコーで

帰りのケーブルカーに逃げるように乗ったよ。

 

 

 

そしてバカな俺はチャレンジ精神で

函館より少し北に走った【道の駅】で

 

初の【北海道野宿】をやってみたんだが、、

 

これにも完全にノックアウト

 

ナメてた

 

 

翌日、もう春だというのに

 

厚手のブルゾンを買う事になる。

 

 

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翌日

 

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良く晴れた北海道の道をひたすらに走る。

 

 

もう最高

 

 

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遠くの山々には雪が残り

青い空とのコントラスト

 

エンジンの音が響くロングストレート

 

ヘルメットの中で

ずっと

 

【ヒャッハー!!!】

と叫んでいた。

 

 

ウソップ氏とタップ氏から

【積丹岬】と【神威岬】は絶対に見ておけ

 

特にシャコタンブルーと言われている

あの海の色は絶対に見とけ

 

沖縄とはまた違った輝きだから

 

あと神威岬でブリッジすると

 

地球が丸いってのが解る

 

 

??????????

 

なんだかよく理解できなかったが

 

そう念を押されていたので

一日かけてこの2つのスポットを巡った。

 

 

 

 

 

鍵穴のようなトンネルを抜けると

 

 

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うお〜、、、、こりゃ確かにヤバい、、、、なんだこりゃ

 

 

 

こっちは神威岬

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昔は女人禁制の地だったらしいんだ。

 

門をくぐると

 

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ドラゴンボールでいう【蛇の道】みたいな

 

なが〜いなが〜い道が続いてる(すげー疲れます)

 

 

 

でも行った先には

 

 

本当に地球が丸く見えるような世界。

 

 

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ブリッジはしなかったけど

 

 

 

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とにかく北海道は一日の移動距離がありすぎて

時間もかかる

 

体力もバカみたいに奪われる。

 

【道東】

【道北】

【道南】

【オホーツク】

などなど、エリアがたくさんあって、、、

 

道北に向かうにも一苦労だ、、、。

 

 

岬を見終えた俺は

 

大胆にもこんな公園で野宿をしようと

 

テントの設営を始めた。

 

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しかしこの公園で

北海道最大の出逢いが待ち受けていた。

 

全ては偶然の積み重ねである。

 

 

 

 

テントの設営を終え

 

コーヒーを飲む為にお湯を沸かしていたら、、、

 

一人の男性が声をかけてきた。

 

 

【そんなトコで寝るならウチへ来なさい】

 

 

 

 

え?

 

何ですって?

 

 

【寒くて、朝、凍えるよ、ウチきなさいよ】

 

 

 

 

 

 

 

絶対ヤバい人だと思った

 

 

 

こんな見ず知らずの奴をいきなり家に招くなんて、、、

 

 

新手の宿泊詐欺!?

 

昏睡強盗!?

 

 

10秒ぐらい色々考えた。

 

 

 

 

 

でも、せっかくの旅だ。

 

 

 

 

 

 

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俺はバイクをそのまま置き

 

10分後には彼の車に乗っていた

 

 

 

 

続く